「アルファードを“月々4万円から乗れる!”」
そんなキャッチコピーに惹かれて、残価設定ローン(残クレ)で契約する人は少なくありません。
ところが今、SNSやなんJでは「残クレ地獄」「後悔した」という声が相次ぎ、2025年8月には実際にアルファードの中古相場が一気に暴落するニュースまで話題になりました。
残クレは仕組みを理解せずに契約すると、
- 5年後に数百万円の支払いが一気に残る
- 事故や相場下落で追い金が発生する
- 結果的に「地獄」と呼ばれるケースもある
といったリスクがあるのです。
この記事では、
- 残クレの仕組みとメリット・デメリット
- アルファードの支払いシミュレーション例
- 5年後に待ち受ける追い金リスク
- 実際に起きた暴落ニュースと後悔談
をまとめて解説します。
**「アルファードは欲しいけど、残クレで買うのは本当に大丈夫?」**と悩む方に向けて、冷静に判断できる情報をお届けします。
アルファードは“500万円超え”の高級ミニバン
アルファードはトヨタのフラッグシップミニバン。
2025年モデルでは、最も安いXグレードでも520万円前後、人気のZグレードは600万円台、最上級のエグゼクティブラウンジは900万円近くに達します。
「家族で乗れる高級車」として人気が高い一方、現金一括で購入できる人は少なく、残価設定ローン(残クレ)を利用する人の割合が非常に高いのが実情です。
残価設定ローン(残クレ)とは?
残価設定ローンとは、「車両価格から将来の残価を引いた金額」を分割払いする仕組み。
- 月々の支払いが抑えられる
- 頭金なしでも新車に乗れる
- 契約終了後は「返却・乗換え・残価一括払い」から選べる
というメリットがあります。
ただし、5年後に残価との差額をどう処理するかがポイント。ここを理解しないまま契約すると“後悔”につながります。
アルファード残クレの支払いシミュレーション
頭金なし・5年契約の例
以下は、アルファード(車両価格520万円)を頭金0円・金利3.9%・残価300万円・5年契約で組んだ場合のシミュレーションです。
項目 | 条件・金額 |
---|---|
車両価格 | 520万円 |
頭金 | 0円 |
残価設定(5年後) | 300万円(約58%) |
借入額 | 220万円 |
金利 | 年3.9% |
契約期間 | 5年(60回払い) |
月々の支払い | 約40,300円(ボーナスなし) |
ボーナス併用例 | 月々 約37,000円 + 年2回10万円 |
5年後に必要な支払い | 残価300万円を一括 or 乗換精算 |
2025年8月に実際に起きた“暴落ニュース”
2025年8月には、残クレ満了で返却されたアルファードが市場に大量流出し、相場が200万円以上下落したケースが話題になりました。
SNSやなんJでは「残クレ地獄」という言葉が飛び交い、実際に追い金に苦しむユーザーが続出。
👉 この事例は「昨日だけのニュース」ではなく、残クレという仕組みそのものが抱えるリスクを示しています。
残クレで後悔する人が多い理由
- 事故リスク:全損時は残価分を一括清算 → 保険金で足りず追い金に
- 乗換え縛り:次もトヨタで買い替えないと不利になりやすい
- 査定リスク:中古市場の相場が崩れると残価割れ
5年後の査定額 | 残価との差額 | 必要な追い金 |
---|---|---|
300万円 | ±0円 | 追い金なし |
270万円 | -30万円 | 30万円を追加負担 |
250万円 | -50万円 | 50万円を追加負担 |
200万円 | -100万円 | 100万円を追加負担 |
SNSや掲示板では「月々安いと思ったら地獄」「査定で100万足りなかった」といった後悔談が多く見られます。
残クレは事故で全損になった場合、残価分を一括で清算しなければならないケースもあり、まさに“地獄”と言われる理由の一つです。
👉 万一に備えるためにも、自動車保険の一括見積もり
で補償内容を見直しておくのがおすすめです。
アルファードを買うなら検討すべき代替案
- 現金一括 or 通常ローン(総支払額が分かりやすい)
- 中古アルファード(初期費用を抑えやすい)
- 保険・維持費を含めたトータルコストで考える
👉 「どうしても残クレを使うなら、リセールの高いグレード・カラーを選ぶ」「事故リスクに備えて車両保険を充実させる」などの対策が必須です。
残クレを利用するにしても、日々のメンテナンスや備え次第で5年後の査定額は大きく変わります。
👉 楽天市場でもドラレコ・コーティング剤・洗車グッズ が揃っているので、愛車の価値を守る準備をしておきましょう。
まとめ|「月々安い」に惑わされず、5年後を見据えて選ぼう
アルファードは“安くても500万円以上”する高級車。残クレを利用すれば月々は安く見えますが、5年後に数百万円の残価が一気に残る現実があります。
実際に2025年8月には残クレ返却車が市場に溢れ、相場が暴落するニュースもありました。
残クレを検討している方は、ぜひ**「5年後にどうするか」まで見据えて選ぶこと**が大切です。
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