はじめに
車を購入するとき、つい気になるのは「本体価格」。
でも実際は 本体価格+諸費用=支払総額 で、想像以上にお金がかかります。
2022年からは「総額表示」が義務化され、隠れた費用は減りました。
とはいえ オプション費用や保険料、下取り関連の費用 は別途必要になることが多く、まだまだ節約の余地があるんです。
この記事では、車購入時にかかる諸費用の一覧と、無理せず節約できる方法をわかりやすく紹介します。
車購入時にかかる諸費用一覧
諸費用は大きく分けて、
① 法定費用(必須)
② 販売店の手数料(節約可能)
③ その他(任意)
の3種類があります。
費用項目 | 内容 | 金額目安 | 節約できる? |
---|---|---|---|
自動車税(種別割) | 月割で課税 | 数千円〜3万円 | ❌ 不可 |
環境性能割 | 燃費性能による | 0〜数万円 | ❌ 不可 |
自動車重量税 | 車検期間分まとめて | 7,500〜49,200円(3年分) | ❌ 不可 |
自賠責保険料 | 強制保険 | 約20,000〜30,000円 | ❌ 不可 |
印紙代 | 登録手数料など | 数百円〜数千円 | ❌ 不可 |
車庫証明代行費用 | ディーラー依頼時 | 1〜2万円 | ✅ 自分で可 |
登録代行費用 | ナンバー登録など | 1〜3万円 | △ 交渉次第 |
納車費用 | 自宅まで輸送 | 5,000〜20,000円 | ✅ 店頭受取で節約 |
下取り手数料 | 査定・手続き費用 | 数千円〜数万円 | ✅ 買取専門店で回避 |
リサイクル預託金 | 廃車時の処理費用 | 約1万〜1.5万円 | ❌ 不可 |
オプション費用 | ナビ・ドラレコなど | 数万円〜数十万円 | ✅ 後付けで節約可 |
任意保険 初期費用 | 自動車保険 | 約5〜15万円 | ✅ 一括見積もりで節約可 |
諸費用の合計はいくら?
- 新車:20〜40万円
- 中古車:10〜30万円
車本体価格にこの金額がプラスされて「支払総額」となります。
諸費用を節約する方法
1. 車庫証明を自分で取る
- ディーラー任せ:1〜2万円
- 自分で取得:印紙代のみで普通車は2,200円・軽自動車はなんと0円!!!(福岡県R7年8月現在)
👉 半日あれば1万円以上の節約に!
2. 納車は自分で引き取りに行く
- 自宅納車:5,000〜2万円
- 店舗受取:無料
👉 店舗が近いなら、自分で引き取りがおすすめです。
3. 下取りはディーラーに任せない
ディーラーの下取りは安くなりがち…。
一括査定サービスを使えば数万円〜数十万円高く売れることもあります。
▶︎カーセンサーなどで下取り価格を比較しよう!
4. 任意保険は比較が必須
ディーラー経由の保険は割高なことも。
ネットの一括見積もりなら、同じ補償でも年間数万円の差が出ることもあります。
自動車保険を比較する👇5. オプションは必要最低限に
ナビやドラレコはディーラーで頼むと割高…。
ネット購入+取付依頼の方がお得です。

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補足:総額表示でも注意が必要!
2022年から「支払総額」の表示が義務化され、車本体+諸費用がセットで分かるようになりました。
ただし、以下のような費用は総額に含まれないことが多いです。
- オプション(ナビ・ドラレコ・コーティングなど)
- 任意保険料
- 下取り関連の費用(査定料・手数料)
- 県外登録や陸送費など特殊ケース
👉 つまり「総額表示=すべて込み」ではないので、ここが節約のポイントになります。
まとめ
- 車購入時の諸費用は 新車で20〜40万円、中古車で10〜30万円 が目安
- 法定費用は節約できないが、車庫証明・納車・下取り・保険・オプションは工夫次第で節約可能
- 総額表示で“隠れ費用”は減ったけれど、オプションや保険は別扱いなので要チェック!
💡 車購入で数万円〜数十万円の差が出るのは「下取り」と「保険選び」です。
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