はじめに
ユーザー車検の中でも、**意外と落ちやすいのが「下回り検査」**です。
私も初めての車検で「ライトやブレーキは完璧!」と思っていたのに、まさかの下回り検査で不合格…。
この記事では、北九州の軽自動車検査協会で体験した不合格の理由と、合格するための事前準備についてまとめます。
下回り検査って何をするの?
下回り検査は、車をリフトで持ち上げたり、人が下にもぐって、普段見えない車の底の部分を目視でチェックする検査です。
北九州の下回り検査|軽自動車と普通車の違い
北九州のユーザー車検では、軽自動車と普通車で下回り検査の方法が少し異なります。
- 軽自動車の場合
車ごとリフトで上昇します。ACCモードにして指示に従いながら、ハンドルを左右いっぱいに切ったり、ライトやブレーキの操作を行います。
車が上にある状態で検査官が下回りをチェックします。 - 普通車の場合
車はリフトアップせず、検査員が下にもぐってチェックします。
そのまま指定位置まで進み、エンジンを切って、指示に従いブレーキとサイドブレーキをかけるだけです。
この違いを知っておくと、当日の心構えや操作準備がしやすくなります。
不合格になりやすいポイント
下回り検査では、以下のような項目で不合格になるケースが多いです。
- オイル漏れ
エンジンやミッションからオイルが垂れていると即不合格 - マフラーの排気漏れ
穴あきや腐食で排気が漏れている - ブーツ破れ
ドライブシャフトブーツやステアリングブーツの破損 - サビや腐食による穴あき
特にマフラーやフレーム部分 - ボルトや部品の緩み
検査官が工具で揺らして確認することもあります
私が不合格になったときの体験談
私の場合は、軽自動車でドライブシャフトブーツの破れが原因でした。
検査官に指摘され、実際にどこが悪いか一緒に見ます。
近くの整備工場で修理してもらいました。
部品発注だったので数日かかりましたが修理時間は約1時間、費用は部品代+工賃で7,000円ほど。
その後、15日以内に再検査を受け、無事に合格しました。
当日・再検査の流れ
北九州のユーザー車検では、不合格になった場合でも当日あと2回まで再検査が可能です(追加料金なし)。
修理が必要な場合は、検査場近くの整備工場やカー用品店を利用します。
軽微な不具合(ボルト緩みや汚れなど)なら、車検場の駐車場で直して再検できることもあります。
合格率を上げる事前準備
下回り検査は、事前に以下をチェックしておくと合格率がぐんと上がります。
- 下回り洗浄をしておく
ガソリンスタンドなどで下回り洗浄サービスを利用(1,000円〜) - オイル漏れや滲みを点検
駐車場の地面にシミがないか確認 - 足回り・マフラーの目視確認
穴あきやサビ、破れがないかチェック - 防錆スプレーを使う
雪道や海沿い地域では特に効果的
まとめ
- 下回り検査は短時間でも細かく見られる重要な項目
- 北九州では軽自動車と普通車で検査方法が異なる
- 不合格理由の多くは「オイル漏れ」「マフラー穴あき」「ブーツ破れ」
- 当日でも修理すれば再検査可能
- 事前に洗浄・点検・防錆処理をしておくと安心
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