「メンテナンスモードってなに?」「やり方が全くわからない!」
そんな不安を抱えていませんか?
ハイブリッド車の車検や排ガス検査の際に必要な「メンテナンスモード」ですが、普段は使うことがないため、初心者にはハードルが高く感じるかもしれません。
私自身も車関係の仕事をするまでは、まったく知りませんでした。
このページでは、シエンタやカムリを例に、メンテナンスモードの移行方法を写真付きでわかりやすく解説します。車検場で焦らないために、ぜひ一度読んでみてくださいね!

それでは早速やってみよう!
メンテナンスモードとは?必要な理由
ハイブリッド車は車検時に排ガス検査を受ける際、「メンテナンスモード(整備モード)」にしなければ正しく検査ができません。
これはエンジンを強制的にかけっぱなしにするための操作で、検査ラインでスムーズに作業を進めるために必要です。
対象となる車種
主にハイブリッド車が対象です。
- トヨタ:プリウス/アクア/シエンタ/CH-R
- ホンダ:フリード など
車体に「HYBRID」や「HYBRID SYNERGY DRIVE」などのエンブレムがあるか確認しましょう。


ハイブリット車のメンテナンスモードのやり方【写真付き7ステップ解説】
1,エンジンを完全にオフにします。
この時のギアはPです。
2,最初はペダルを踏まないでエンジンスタートボタンを2回(短く)押す

3,左足でフットブレーキを踏みます。
※ここから最後まで左足はブレーキを踏んだままにしておいてください。
4,右足でアクセルを2回踏みます(最後まで踏み込んで離す!を2回ゆっくりと)

5,ギアをNにしてまたアクセルを2回踏みます

6,ギアをPにしてアクセルを2回踏みます。

7,エンジンスタートボタンを長押ししてください。
メンテナンスモードになります。
インパネ(メーターが表示されるところ)に
整備モード・MaintenanceMode・車マークに!のランプが点灯
シエンタはCdy-2E→ TRC OFF→ パーキングサポートブレーキ OFFの順に表示
カムリ(AXVH)はCdy-2E→TRC Offしましたと表示されます
上記のどれかになれば成功です


注意点
60秒以内に一連の操作をする必要があります。
ゆっくりしてもだいたい60秒以内になるかなー。と思います。
車検前に何度か練習しておいてくださいね!
予備検査場→受付、支払い→メンテナンスモード→並ぶ
ただ、ボンネットをあける前に一度エンジンを停止してくださいといわれることもあるので、従いましょう。
一番最初が排気ガスの検査ではない場合もメンテナンスモード解除してくださいといわれるかもしれないので従いましょう
どちらにせよ一度練習をして排気ガス検査前に落ち着いてメンテナンスモードに移行しましょう!
焦ってできなかったらどうしよう!と思うかもしれませんが心配いりません。
検査官が丁寧に教えてくれるので大丈夫です!
ハザードランプをつけてると初心者だと分かってくれるので初心者アピールをして並びましょう!
私も5回目くらいまでハザードランプをつけて並んでいました!丁寧に教えてくれます
よくある質問(FAQ)
Q.普通のガソリン車も必要?
→いいえ、必要ありません。ハイブリッド車のみです。
Q.操作に失敗したら?
→焦らずエンジンを切って最初からやり直せばOKです
Q.メンテナンスモードにしないとどうなる?
→排ガス検査が正常に行えません
検査員に聞いてもいい?
→もちろん大丈夫!初心者であることを伝えれば丁寧に教えてくれます(検査場でのハザードランプは初心者の合図なので活用しましょう)
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